完全変形ゲッターロボ
ゲッターロボとは？
３台のマシーンが合体変形して３種のロボットになるという各種合体ロボットの中でも、最も強
引な設定で有名なロボ。原作者の石川賢氏が当初どう考えても変形が無理だと永井豪氏に泣きつい
たところ、「適当で良いんだよ、漫画なんだから。」と諭され、「んじゃぁ良いか。」と開き直って書
いていたというくらい、変形は適当。(^^;
７０年代にＴＶアニメで人気を博したが、９０年代になってタカラをスポンサーとして始まった
アニメ「ゲッターロボ號（ごう）」の同名漫画を少年キャプテンで連載を開始。竜頭蛇尾に終わりが
ちな石川氏（つーかダイナミックプロ）の作品にしては珍しく、構成、内容共に非常に優れた作品
であったため、人気再燃の原動力となった。漫画では旧ゲッターの搭乗者（神隼人、流龍馬）をも
上手く絡めてあり、子供向けであったためＴＶアニメがすぐに終わったにもかかわらず、きちんと
最終回まで書き込まれている、面白い作品であった。その後、ゲッターロボとゲッターロボ號間の
ミッシングリングを埋める作品が書き続けられており、ビデオでも漫画とは違う世界観でゲッター
を描いた「真ゲッターシリーズ」が刊行され、それなりの人気を博している。ゲームの「スーパー
ロボット大戦」等で若年層のファンを新たに得たことも人気再燃の要因と言えよう。
完全変形ゲッターロボとは？
本機は１０年前にホビージャパン（ＨＪ）等の読者投稿欄に掲載された、「完全変形ゲッター１」の
作者（後述）が再燃したゲッターブームの流れの中で出した驚異的商品。当時「凄ぇ！」と思って
ＨＪをわざわざ購入した過去を持つおいらは、その魔力に抗しきれず、予約注文して購入。かなーり
高価な玩具だが当時は出張続きで羽振りが良かったのとストレスが相当溜まっていたので、購入を思い
とどまるのは不可能だったと言えよう。商品発送時期が出張の時期と重なったため、出張先のホテルに
送ってもらったことは、親には秘密だ。(^^))てへっ
( ^^)/ コレクション詳細
(1)ゲッターマシン３台
左からドラゴン号、ジャガー号、ベアー号と呼ばれる。
形体の強引さの順番は逆。(^^;
それぞれを変形させて組み上げることで下記の３種の
ゲッターロボになる。各可動部の固定にはネジが用いて
あり、締め付け用の「＋ドライバー」が付属する。よく
見るとVESSEL製（有名な工具メーカー）であり、製造元
のこだわりが感じられて良い。しかしこれ１台が「１０万
ペリカ以上（byカイジ）」かと思うと「人生って何だろう」
とか考えずには居られない。(-_-)ウムー
(2)ゲッター１
本編のメインマシーンだけ有り、フォルムは最高。このロボット形
体がベースとなっているため変形も比較的容易で、一度組んだら何と
か憶えられる。下のゲッター２の足に相当する部分が「マント」とし
て処理されている所など、特に秀逸である。
１号は熱血、２号はクール、３号は力持ち（笑）と言う設定は、他
の作品でもよく見かけるが、その嚆矢はゲッターのような気がする。
間違ってたら、ごめんなさい。(^^)
変形に要する時間：２０分くらい
(3)ゲッター２
３種のロボット形体中、最も強引なフォルムを誇る。背中にキャ
タピラを背負っており、「こらー、立たねぇだろう。」と思っていた
が自立したのでビックリ。(*o*)/ワーォ
ジャガー号部分の変形は気が狂うくらい難しく、二度と行いたく
ないと思うくらい。よく見ると、腰のパーツが曲がったまま写真を
撮っているが、直す元気がないくらい消耗すると思ってもらって間
違いない。(^^;
変形に要する時間：４０分は必要
(4)ゲッター３
玩具にしたら子供に最も人気のない形体であろうと思われる。
腕に相当する部分がゲッター１の足の中に仕込まれており、座
布団一枚と叫びたくなる一品。でも、この腕でポーズを付ける
のはさすがに無理だ。これまた、ジャガー号の変形が超難しく、
ちょっとでも間違えたらパーツを壊しそうで、びくびくしなが
ら組み上げた。
変形に要する時間：３０分くらい
(5)完全変形ゲッター１（旧作）
ＨＪの記事を載せたいのだが、雑誌は実家だッ。だから、正月に実家に帰るまで掲載はお預けだッ。
刮目して待てッ！（待たんでもえぇ）
んで、実家に帰ってきましたが、ＨＪはすでに捨てられてました。(T^T)
まぁ、相当かさばるから、それもまた仕方なし。期待してた人（居ないと思うが）、ごめん。
